カーブドッチのおすすめの季節はなんといってもバラの咲くころ。早いものだと5月の中旬から6月にかけておよそ100種類、600株のバラがガーデンの至る所に咲き誇ります。さっそく散策にでかけましょう。

まずはカーブドッチの一番奥にある薪小屋のナチュラルガーデンへ。初夏の日差しを浴びて、元気いっぱいの植物たち。ここでは薪小屋の外壁の色に合わせて、オレンジや黄色のブッシュ系のバラでカラーコーディネートしています。

薪小屋の建物に向かって左側に進むと、可愛らしいパーゴラとベンチが。建物の脇には見たことのない苗がたくさん植えられているのを発見。これはビール造りに使うホップの苗で、ツルがどんどん伸びて成長してホップの花が咲きます。

薪小屋から戻りながら、マルシェとカフェの間を抜けてみましょう。すると何やら水音が！ ここは石畳の広場です。ピンクや白の淡い色合いのバラと、珍しい宿根草が咲き競うイングリッシュガーデンでひと休みしましょう。

バラに囲まれた席に座って、華やかで甘い香りに包まれながらふと見渡すと・・・芝生の向こうには角田山が！ 楽しみにしていたバラのジェラートはこの季節の限定品で、バラの風味とジャージー牛乳の爽やかな後味が印象的です。

ぶどうの畑まで足を延ばしてみましょう。ぶどうの新梢は目の高さにまで伸び、つぼみができてまもなく開花するころです。

ワイナリーにバラが植えられている理由をご存じですか？ バラは病虫に弱く、ぶどうよりも先に影響を受けるので、いち早く病虫害に対応することができると言われています。

この季節、ヴィネスパの貸切風呂でバラ風呂を楽しむことができます。ガーデンスパは建物の奥まった静かなところにある露天風呂で、この時季限定でカーブドッチに咲くバラの花を浮かべます。５月から６月にかけての約1ヶ月、バラの香りを纏ってリラックス。ワインなどもご注文いただけます。

バラ風呂でさっぱりしたら、そろそろランチの時間です。今日はレストランで「ラヴィアンローズランチ」を予約しておきました。次から次へとまるで食べるお花畑のようで、オリジナルのバラカクテルで乾杯したら、気分が益々高まります！ 新緑が美しいぶどう畑を眺めながら、ゆっくりと贅沢なひとときを。

ぶどう畑の庭やパーゴラのテラス席などオープンエアーでラヴィアンローズランチを召し上がれる機会もこれから増やしていきます。

ラヴィアンローズランチは毎年５月中旬〜６月末の限定メニューです。

コテアコテマルシェでは、バラの鉢植えも販売しています。一年を通してバラの世話をしているガーデナーさん達が選んだイングリッシュローズの苗が、マルシェのテラスに並びます。貴重な品種もありますので、ぜひおうちでもお庭を華やかに彩るバラを楽しんでください。

最後は、ワインショップ前のガーデンで記念撮影！ カーブドッチのバラを満喫できて大満足な一日でした。